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三流IT技術者の日常

Aruba IAP-305の設定と動作に迫る (1)

IAP-305と我が家の無線LAN機器の動作に迫ります。どこまで何をやるかは決めていないのですが、色々見ていこうと思います。

 

IAPのダッシュボードから接続クライアントを見てみました。

我が家のiPad Pro(10.5in)だとこんな具合のようです。

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11acで接続し、チャネルが52Eなので80MHzチャネルボンディングで接続できているようです。AppleのサイトによるとこのiPad無線LAN対応状況は

Wi-Fi802.11a/b/​g/n/ac)、デュアルバンド(2.4GHz/5GHz)、MIMO対応HT80

とのことなので、HT80が80MHzという意味であればスペック通りに動作しているようです。IAPの有効チャネル設定を見ると36Sと100Sがありますが、IAP-305は160MHzチャネルボンディングには対応していないはずです。試しに有効チャネルを36Sのみに設定してみたところ、36Eで接続されました。行われている処理は不明ですが設定しても全く接続できなくなるわけではないようです。

 

まとめるとこんな具合でした。

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と、色々見ていると、Chromecast Ultraがいつの間にか11gnで接続されていました。

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 分かりづらくてすみませんが、時系列的には前述した接続検証より前にこのことには気がつきました。

この状態でもChromecastの機能は特に目に見える問題はなく使えている状態でした。IAPのshowコマンドを使っても、ログの保存期間が短くChromecastの接続状況は見つかりませんでした。結局接続検証を行った時に36Eで接続されるようになったのですが、もし再発するならその時に何が起きるのか知りたいので、とりあえずPCにSyslogサービスを立ち上げてひたすらログを取り続けることにしました。休日2日間続けてみようと思います。

必要なログレベルも分からないので以下のように取れるログは全部取るように設定しています。

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膨大なログが飛んできそうな気がします。